双葉文庫 泉ゆたか著
「れんげ出合茶屋」
表紙を担当しました。(デザイン:瀬戸内デザイン・小川恵子)


「酸いも甘いも噛み分けた女中が欲しい」
そんな注文を受けた咲は、新しい奉公先のある上野・池之端を訪れます。
不忍池の畔のあばら家で待っていたのは、
幼い頃の咲を連れて奉公していた大店の元お嬢様・志摩。
さらに妙な色気をまとった女・香も加わり、
志摩は人目を忍んで男女が逢瀬を楽しむ“出合茶屋”を開くと言い出します。
志摩の金勘定、香の客あしらい、咲の絶品料理。
三人の力で店の評判はうなぎのぼりに——。
泣いて笑って、
読むと少し元気をもらえる
お江戸の女三人の人情時代小説です。
