「梅の実るまで―茅野淳之介幕末日乗―」:時代小説

新潮社 高瀬乃一著「梅の実るまで―茅野淳之介幕末日乗―」
装画を担当しました。( 装幀:新潮社装幀室  )

庭の緑をたくさん描きました。

新潮社HPより
お役目がなく学問で身を立てることもできない淳之介は、幼なじみの同心から頼まれたある娘の見張りをきっかけに、攘夷の渦中へと呑み込まれてゆく。徳川の世しか知らないながらも、武士という身分に疑問を抱き始めた青年がようやく見つけた、次代につながる道とは。生へのひたむきな問いが胸を打つ、人間味溢れる時代小説。